門前仲町の老舗純喫茶『カフェ東亜サプライ』に固めプリンが登場!
プリンレポート@東京都江東区門前仲町『カフェ東亜サプライ』
Twitterで#純喫茶コレクションの投稿を眺めていると、ある方が門前仲町の老舗喫茶店でプリンを食べている写真を発見。 数年前に行った時にはプリンが無かった気がするけれど、最近始まったのかしら……?
その真相を探るべく、調査隊は門前仲町へと飛んだ――!
門前仲町駅前の老舗純喫茶
カフェ東亜サプライ
場所は都営大江戸線門前仲町駅B3出口目の前。
建物の1階は珈琲専門店東亜として主に豆の販売をしており、その2階が喫茶店になってます。
階段を登った先には昭和の空気を留めたレトロな空間が広がっていました。
使い込まれた赤い革張りのソファ、レトロなランプシェード…あちこちに散りばめれた渋いアイテムが私のツボをくすぐります✨
「お好きな席にどうぞ」とお声がけいただき、大きな絵の目の前の席へ。
タイトルには珈琲採取図とありました。作者は分かりませんが、力強い作品ですね。
東亜サプライのメニュー
食事系はこんな感じ。 マサラカレーが気になるけど、辛さが未知数なので今回はパス。
お次はデザート。
左下にお目当てのプリンを発見♪ いつから始めたんですか?と店員さんに伺ったところ、結構最近とのことでした。 私の勘違いじゃなくてひと安心(*´∀`)-3
プリンはドリンク付きが¥830、単品は¥610になるもよう。では定番のナポリタンとプリンのコンビでいってみましょう!
カフェ東亜サプライのナポリタン
ナポリタン¥880(ドリンク付き)
大きなお皿にちょこんとのったナポリタン。 お皿は深めになっていて見た目よりも結構ボリュームあり。
ケチャップ主体のソースはほどよく酸味があり、濃すぎず薄すぎずちょうどいいバランス。
具はピーマン・玉ねぎ・マッシュルーム・ハム。目立った特徴こそありませんが、ほっとする味ですね。これぞナポリタンのグローバルスタンダード!(※ナポリタンは日本発祥の料理です)
プリンはちょっと意外なお味?
プリン ¥610
上品なガラスの器でご登場。 メニュー写真よりもずっとキレイじゃ〜ん✨
ビスケットの盾を装備し、チェリーとクリームの帽子をかぶった姿はまるで西洋の騎士さながら。名古屋のボンボンにも引けを取らないエレガントさに期待が高まります。
お供はキングアーサーブレンドをチョイス。
ええ、完全に名前のカッコよさで決めましたが何か?笑
さてお味の方は〜?
\ ミルクたっぷり〜ん! /
スタート直後、真っ先に飛び込んできたのはミルク! もっちりした食感と共にフレッシュなミルクの風味がじわ〜っと押し寄せてきます。こんなにミルクが主張するプリンは珍しいですね〜(´⊙ω⊙`)
控えめな甘さも手伝って、あと口がさっぱりしてるのも◎✨
カラメルはごく少なめでもキリッとビターで存在感あり。
頬に吸いつくようなユニークな食感からしてゼラチンを使っているとみました。 あまり例のないタイプのプリンですが、個人的にはめっちゃ好み♪
問題はLotusのビスケット。フレークやスポンジケーキみたいにカラメルが染みるわけじゃないし、プリンと一緒に食べようにも固すぎてうまく馴染みません。飾りと割り切ってそのまま食べるのが良さそうです(笑)
お供のキングアーサーブレンドは深煎りストロングタイプ。酸味・苦味がしっかり利いた深い味わいが楽しめます。流石はアーサー王の名を付けるだけありますね✨
レトロなムードにうっとり浸っていると、あっという間に閉店のお時間。おっといけない、魔法が解ける前に帰らないとね。
後ろ髪引かれつつ階段を降りると『毎度ありがとうございます』の文字が。
きっと長年お客様を見送り続けてきたんでしょう。 なかなか粋な図らいですね( ´∀`)b✨
東亜サプライさん、ご馳走様でした〜!
次はモーニングにプリン追加でいってみようっと♪
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夏休みを機に喫茶店の歴史を学び始めました。 ルーツを知ることで純喫茶巡りがまたひと味違うものになるかな?と思いまして。
いま読んでいるのは『コーヒー博物誌』と『喫茶店と日本人』。
コーヒーの起源や日本の喫茶店の変遷が分かりやすく書かれていて、すごく勉強になります。 オススメ♪
カフェ東亜サプライの詳細
甘さ ★★
固さ ★★★
大きさ ★★★
カラメル ★★★★★
ミルク感 ★★★★★
禁煙