品川『cafe DALI』画家ダリの名を冠する喫茶店のプリンアラモード
レトロプリン探訪〜東京品川編〜
本日はプリンを求め港区品川へやってきました。 TAMEALSの記事の時に早じまいでフラれてしまった喫茶店へ再チャレンジです!
場所は品川駅港南口から徒歩2分ほど。 居酒屋がひしめく雑然としたエリアにひっそりとそのお店はあります。
品川駅前にあるレトロな喫茶店【cafe DALI】
cafe DALI
ぎざぎざ模様が付いたDALIの文字が目印。 入口には「むかしながらの喫茶店です」「マンガや雑誌も、たくさんあります。マンガ喫茶ではありませんが、時間をきにせず、くつろげます。」とあります。平がなをいっぱい使っているところがなんか可愛い(笑)
メニュー看板はお手製のようです。イラストも添えられて賑やかですね♪
プリンアラモードをロックオン。
今度は逃さないぜ…ッ( •̀ω•́ )✧
レトロマニア垂涎の食品サンプルショーケース
階段で地下へ降りると食品サンプルのショーケースがお出迎え。
メロンジュースの札の横にメロンがどかっと置かれていてちょっとシュール(笑)
さらにケーキが妙にのっぺりしててただの箱にしか見えない。クリームソーダやかき氷はリアルなのにどうしてこうなった(笑)
ひと際目を引くのは【ブッシュマンの卵】。
アフリカの未開民族の“ブッシュマン”が熱砂で調理する卵をDALI風にアレンジしたものだとか。わざわざ食品サンプルを作るくらいだから自慢の逸品なのでしょう。どんな味か気になる〜!(※モーニングで食べられるようです)
食品サンプル鑑賞会はこれくらいにしていざ入店!
ダリの絵画が飾られた店内
店内はグリーンのカーペットにワインレッドのソファを誂えたテーブル席が整然と並びます。 かなり広めで軽く50人は入りそう。
壁には絵画がずらりと並び、また見覚えのある溶け落ちた時計のオブジェもありました。 店名の由来は間違いなくシュルレアリスムを代表する画家サルバドール・ダリでしょうね。
テーブルゲーム席は合計3つ。 何だかインベーダーブームの残り香を感じる佇まいですね。 創業はおそらく1980年前後くらいかなと予想。
【cafe DALI】のメニュー
食事メニューはこんな感じ。
カレー、ピラフ、パスタといった王道のラインナップ。そしてここにもかにぞうすい。 何故かにぞうすいを出す純喫茶はこんなにも多いのでしょう。錦糸町のニットにもありましたし……昭和にかにぞうすいブームでもあったのでしょうか?笑
ドリンクやデザート類はこちら。
ココアをフロートにしたり、砂糖を控えめになんてカスタムオーダーもできるみたい✨
まずはナポチェックいってみよ〜!
これぞ昭和の味!ケチャップベタベタ王道ナポリタン
ナポリタン ¥920(※ドリンクセット)
ケチャップベタベタなレトロナポ。油断するとシャツに飛ぶ系。
ソースは甘み・酸味・トマト感のバランスが良く、タバスコなしでもするする食べられます。
具はピーマン、玉ねぎ、マッシュルーム、ウィンナー。 どれも小ぶりなカットだけどソースとの絡みは良好。 派手さこそありませんが、昔ながらで私好みの味です◎
サラダとスープがまた良い箸休め♪
これ、お茶に見えますがワカメスープです(笑)
お次はメインディッシュ!
美しいプリンアラモードにうっとり
プリンアラモード ¥720
僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない……(CV石田彰)
メロンのグリーンを主体とした夏らしい爽やかな装い。
みかん、バナナ、パイナップル、アイスクリームにチェリーを乗せて、今か今かと船出の時を待ちます。
珈琲を添えてヨーソロー!
さてお味の方は〜?
\ 優しさたっぷり〜ん! /
ほろっとほどける優しい口あたりに、たまごの風味がふんわり香り立つ。
控えめな甘さといい、とても郷愁を誘う味ですね。 ちょっと森永の焼きプリンに似てる気もするけど(笑)
注目はクリーム。カッテージチーズみたいな爽やかな風味があってあと味がさっぱりしています。おかげでナポリタンの後でもペロッといけちゃいました♪
DALIさん、ご馳走様でした〜!
次はかにぞうすいと普通のプリンで行ってみようっと♪
※現在の営業時間は11〜18時となっています。
おいしい純喫茶プリンを大特集
甘さ ★★
固さ ★★
大きさ ★★★★
懐かしさ ★★★★★
アラモー度 ★★★★★
分煙