【モロゾフVSマーロウ】市販最強のプリンはどっち?
P1グランプリ開幕!〜市販プリン最強決定戦〜
全国のプリン好きの皆さん、ハロープリン〜!
さて市販のプリンといえば、皆さんは何を思い浮かべますが?
プッチンプリン(1972)、オハヨーの焼きプリン(1992)、パステルのなめらかプリン(1993)、森永の焼きプリン(1994)などが代表的でしょうか。どれも時代を牽引した名プリンですね。
そして固めプリンブームが再来した現在。ますます多くの商品が市場にあふれ続けています。
そんな中、不動の人気を確立している2つのメーカーがあることはご存知でしょうか。
1931年創業のモロゾフと……
1984年創業のマーロウ!
それぞれ別の記事でレポートしていますが、今回はいっぺんに食べ比べて、どちらがよりおいしいかを決めようという企画です。名付けて──
\ P1グランプリ! /
P1(プリン・ワン)グランプリとは、コンビニ・スーパーの枠を越え、ネット通販や店舗チェーンを含めた最高峰のカテゴリー。
レギュレーションは「お家で食べられる」ただ一点のみ──ここに究極のバトルが開幕です!
それでは皆さんご一緒に〜!
\ プリンバトル!レディー・ゴー! /
モロゾフ・マーロウ両陣営の紹介
まずモロゾフ陣営がコースに入ります。
モロゾフ三越銀座店で購入。価格は¥356(税込)。
1962年に誕生し、今も愛され続けるロングセラー。
特徴は丸みを帯びたガラス製の容器。始めは陶器製でしたが、1973年からガラス製に変更。その後も容量や形状に様々な改良が施され、このデザインにたどり着いたのだそうです。
使用後はコップ代わりにしたり、小物入れにしたりと色んな使い方ができるのも嬉しいポイント。
続いてマーロウ陣営。
マーロウ銀座SIX店で購入。価格は¥756(税込)。
元は秋谷のレストランでプリンを提供していましたが、家でも食べたいという声に応え、耐熱ビーカーに入ったものをそのままお持ち帰りいただいたことが始まり。
そのスタイルは今でもマーロウの代名詞として受け継がれています。目盛り付きで計量カップとしても使用できる優れものです。
次は詳しい比較を見ていきましょう。
モロゾフとマーロウの比較
カスタードプリン (モロゾフ) |
カスタードプリン (マーロウ) |
---|---|
357円 | 756円 |
その差は約400円! マーロウ1個のお値段でモロゾフは2個も買えちゃいます。スタートと同時に大きなギャップが開きましたが、今後のレース展開にどう影響を及ぼすか注目です。
内容量
カスタードプリン (モロゾフ) |
カスタードプリン (マーロウ) |
---|---|
170g | 180g |
マーロウが10g差で勝利。じりじりと差を詰めていきます。
カスタードプリン (モロゾフ) |
カスタードプリン (マーロウ) |
---|---|
牛乳(国内製造)、液卵、砂糖、カラメル(砂糖、水飴、異性化液糖)、香料 | 牛乳(北海道)、卵、砂糖、カラメル、バニラビーンズ(一部に卵、乳成分を含む) |
どちらも重量の多いものから牛乳→たまご→砂糖と並ぶ構成。
カスタードプリン (モロゾフ) |
カスタードプリン (マーロウ) |
---|---|
224kcal (100gあたり131.8kcal) |
330.5kcal (100gあたり183.6kcal) |
モロゾフの方が低カロリー。ちょっと意外ですね。
カスタードプリン (モロゾフ) |
カスタードプリン (マーロウ) |
---|---|
★★★★ | ★★★☆ |
モロゾフは柔らかめなのでやさしく扱いましょう。お皿に出す時に容器を横に揺するのがコツです。マーロウは容器が深いため、爪楊枝でなく竹串や細身のペティナイフをご用意ください。
並べて比較。
まんまるボディにつやつや美肌のモロゾフ、富士山のように堂々としたシルエットのマーロウ。どちらもグランプリの覇者となるに相応しい風格です。
どっちの(((🍮)))が好み? pic.twitter.com/7MWbWWS86o
— 好きなバンドとプリンをひたすら応援するアカ【🎸×🍮】 (@Im_on_saturday) December 4, 2023
マーロウの方が少し固めでしょうか?
実食スタート
まずモロゾフから。
\ 奥義!カスタードボンバー! /
ひと口ほおばると濃厚なカスタードの風味が大爆発。 これぞモロゾフ!と膝を打つほどの圧倒的なインパクト。たまごの風味が立つほどよい甘さもナイス!
絹ごし豆腐のようなつるつるした食感も大きな特徴。最近のガチムチ系の固めプリンとは対極的ですが、この優しい口あたりがカスタードの風味にぴったり合うんです。
カラメルはサラサラ仕立てですっきりとした甘さ。ほんのりビターで香りがよく、シンプルな中にも奥深さが感じられます。
濃厚さと食べやすさの両立がモロゾフの醍醐味であり、長年多くの人に愛され続ける秘訣なのでしょう。文句なしに傑作です!
次はマーロウ。
\ 大人の味わい〜! /
すっきりとした甘さにたまごの風味がふわり。固さもほどよく、とてもバランスよくまとまっています。
最大の特徴はカラメル。
ビターさは私の基準で中にが。プリンのあと味をキリリと引き締めてくれます。モロゾフより量もたっぷりめで、残量を気にせず楽しめるのも高ポイント✨️
対戦結果
それでは対戦結果を発表いたします。今回の勝者は……デデン!
🎊 モロゾフ 🎊
幅広い年代から好まれるモロゾフ、大人向けのマーロウといった方向性の違いこそあれ、どちらも甲乙つけがたいおいしさでありました。
ズバリ勝敗の決め手となったのは、ひと口めのインパクト!
モロゾフは強烈なカスタード感で矢のようなスタートを決めて大きなリードを形成。いっぽうマーロウはバランス重視のレース運びで終盤じりじり差を縮めるも、あと1歩届かず。
その差はごくわずか。最後まで手に汗握る接戦でした!
続けてチーム面の評価も見ていきましょう。
フレーバーの種類
マーロウが圧勝。その数はなんと約49種類(カタログにて集計)。なんでもかんでもプリンにしてしまう貪欲さには脱帽。今後グランプリの勢力図を大きく塗り替える革新的なプリンが登場する可能性もありそうです。
入手のしやすさ
店舗数はモロゾフが圧倒的に多いものの、日本全国に通販可能なマーロウに軍配が上がるでしょう。
その他サービス
マーロウは買い物に便利な専用アプリや容器のリユースによるキャッシュバックなどを導入しており、サービス面では一枚上手な印象。
プリン自体を除くと、総合力はマーロウが優勢かもしれませんね。
ちなみにInstagramのフォロワー数は2023年12月時点でモロゾフ3.1万、マーロウ2.1万。人気の指標の1つとして今後も注目していきたいです!
これにてP1グランプリ第1戦は閉幕。勝者モロゾフに大きな拍手を〜!
皆さんもぜひ食べ比べて感想を教えてください♪
【モロゾフ】【マーロウ】のカスタードプリン比較表
商品名 | カスタードプリン (モロゾフ) |
カスタードプリン (マーロウ) |
---|---|---|
価格 | 357円 | 756円 |
内容量 | 170g | 180g |
原材料 | 牛乳(国内製造)、液卵、砂糖、カラメル(砂糖、水飴、異性化液糖)、香料 | 牛乳(北海道)、卵、砂糖、カラメル、バニラビーンズ(一部に卵、乳成分を含む) |
カロリー | 224kcal (100gあたり131.8kcal) |
330.5kcal (100gあたり183.6kcal) |
オンザディッシュ難度 | ★★★★ | ★★★☆ |
甘さ | ★★ | ★☆ |
固さ | ★★☆ | ★★★ |
たまご感 | ★★★★★ | ★★★ |
カラメル | 微にが | 中にが |
モロゾフのカスタードプリン詳細
カスタードプリン 170g:プリン・ゼリー|モロゾフ株式会社
全国のモロゾフ各店で購入できます
甘さ ★★
固さ ★★☆
大きさ ★★★☆
カラメル ★★★★☆
カスター度 ★★★★★
マーロウのカスタードプリン詳細
MARLOWE マーロウ|手作りビーカープリンの専門店 | ビーカー入り手作り焼きプリンのこだわり
甘さ ★☆
固さ ★★★
大きさ ★★★★
カラメル ★★★★★
大人度 ★★★★★