創業100周年を迎えた老舗レストランで固めプリンを味わう|浅草『聚楽』(じゅらく)
プリンレポート@東京都台東区浅草『浅草じゅらく』
浅草でまたまたおいしいプリンが食べられるお店を見つけましたよ〜!
場所は浅草駅から徒歩8分ほど。新仲見世通りを西に歩くとにそのお店はあります。
始まりは大正13年、創業100年を迎えた老舗レストラン
ふらっと前を通りがかった時にメニューボードにプリンの姿を発見。
店内はかなり広々。なんと118席もあるそうです。平日の18時過ぎで3割程度の入り。家族連れや海外のお客さんが多めでした。
ぱっと見はごく普通のファミリー向けのレストランですが、そこは浅草。実はこのじゅらくにも長〜い歴史があるのです。
浅草聚楽(じゅらく)の歴史
聚楽(じゅらく)は大正13年(1924年)にオープンした須田町食堂が始まり。
大正14年(1925年)に須田町食堂の浅草営業所オープン。
その後、須田町食堂から浅草聚楽へ改称。
平成2年に現店舗となったようです。
創業当時はコロッケやカレー、ハヤシライス、ハンバークといったクラシカルな洋食を提供。今でこそ懐かしのメニューですが、当時はかなりハイカラなものだったのでしょうね。
人気のカレーは8銭。大正時代の1銭は約400円として、現代では3200円ほどになるようです。高っ。出典:昔の「1円」は今のいくら?明治・大正・昭和・現在、貨幣価値(お金の価値)の推移|気になるお金のアレコレ〜老後の資産形成・相続に向けて〜三菱UFJ信託銀行)
浅草聚楽のメニュー
100年続く老舗でありながらカジュアルなお値段なのは嬉しいところ。100周年記念で創業当時の再現メニューもお目見えしていました。
レトロなプリンに100年を想う
銀色の脚付き皿といい、クリームとチェリーといい、とってもレトロでステキじゃありませんか!
でもこの平たい形、どこかですごく見た覚えがあるような……ひとまずこの平たい族(仮)に関してはおいおい。
固さチェック。
ナイスバルク! pic.twitter.com/QRDMuT5vcw
— 好きなバンドとプリンをひたすら応援するアカ【🎸×🍮】 (@Im_on_saturday) November 16, 2023
めちゃ固っ!重心が低いせいかほとんど揺れません。
メロンソーダを添えて昭和ワールドへレッツゴ〜!
さてお味の方は〜?
\ コクたっぷり〜ん! /
もちっと固めな食感ながら舌にのせるとトロリと溶け、噛み締めるとカスタードのコクがじわりと広がる……!ちょ、予想以上においしいじゃん〜!
平たい族(仮)って、大抵甘めでこってりしているから私向きじゃないなぁと思っていたんです。でもこの子は甘さ控えめでたまごの味もしっかりしていてかなり好み!
クリームと合わせてもくどくないバランス感も◎。カラメルもほんのりビターで、全体的によくまとまっていますね。
プリンのあと味をメロンソーダのしゅわしゅわで洗い流してまたひと口……あ〜なんて罪深いのかしら……でも止められない〜!
浅草聚楽さん、ごちそうさまでした〜!
ぜひこの先も200年、300年とがんばって欲しいですね♪
平たい族(仮称)については別の記事で特集しますのでお楽しみに!です!!
浅草じゅらくの詳細
【公式】聚楽(じゅらく)(Instagram) | 浅草じゅらく(X)
甘さ ★★
固さ ★★★★
大きさ ★★★★
カラメル ★★★★
懐かしさ ★★★★★
禁煙