【実録】巷でよく見る平たい形の固めプリンの謎に迫る!

B!

プリン研究レポート|巷でよく見る『平たい形のプリン』について

固めプリンのブログを始めてから5年が経ちました。振り返ってみると、その間にもいくつものトレンドがあったように思います。

例えばクリームとチェリーをあしらった純喫茶風プリンだったり、八丁堀の2FCoffeeなどが火付け役になったアイスのせプリン、パーラー大箸などの固めかつ濃厚クリーミーな進化系レトロプリン、Hitomaの果物のせプリン。最近ではTsubasa Coffeeやbeansfarmを発信源としたトーストやケーキ等にプリンをのせるのっけプリンも人気を博しています。

様々なトレンドが渦巻く中、私は数年前から「ある形のプリン」が流行している事に注目していました。今回はそのプリンの謎に迫っていきたいと思います!

平たい形の固めプリンが大流行?

さて皆さんはお店で平たい形のプリンを見かけた事はありませんか?

論より証拠。まずはこちらをご覧ください。

平たい形のプリンの例
平たい形のプリンの例
平たい形のプリンの例

こち亀の中川よろしく「全部同じじゃないですか!?」というリアクションが聴こえてきそうですが、実は全て違うお店のプリンなんです。

最大の特徴は大きくて平たい形。味はいずれも固めで濃厚。クリームとチェリーのデコレーションも共通しています。

最初は偶然かと思ったんですが、個人・チェーンの垣根を越えて様々なお店で目撃するようになり……ここで1つの推論が浮かびました。

「全部同じプリンなんじゃね?」

とはいえ一軒一軒に尋ねて回るわけにもいかず、モヤモヤをそっと胸にしまい込んでいたのですが、ある日偶然に手がかりを見つけてから事態は大きく動き出します。

平たいプリンの手がかりを入手

とあるお店で売られていたこのプリン。

あるお店で売られていた平たいプリン

どこかで見たフォルムですね……これはもしや……?

さっそく持ち帰ってみました。

平たいプリンをじっくり観察

オンザディッシュ。

平たいプリンをお皿にのせる

クリームとチェリーをのせればご覧の通り。

平たいプリンにクリームとチェリーをデコレーション

あの平たいプリンそっくりじゃあないですか!

さっそく食べてみましょう。

平たいプリンを実食

どっしりとした固さに濃厚な味わい……あのプリンで間違いありません。

店員さんに伺ったところ、自家製ではなく工場で生産されたものと判明。道理で似たものをたくさん見かけるわけです。

平たいプリンの正体はコレでほぼ間違いなさそうです。後は出所を突き止めるだけ──!

しかしこれがなかなか難儀でして……一軒一軒に尋ねて回るわけにもいかず、半ば諦めかけていた時、Instagramの広告にそれっぽいプリンが偶然流れてきたんです。まさかホシが自らやってくるとは……デヴィッド・フィンチャーのセブンかな?

平たいプリンの正体とは?〜解答編〜

数日後、推定平たいプリンの現物が届きました。

平たいプリンが入った箱

ダンボールの中身はこんな感じ。

一箱に8個入り

8個セットで¥1,728。1個あたり¥216となかなか安め。あらかじめ冷凍されており保存期間は製造より365日となっています。

1個取り出してじっくり観察。前のものとそっくりですね。

平たいプリンをじっくり観察

脚付き皿にオンザディッシュ。

平たいプリンをお皿にのせる

クリームとチェリーで仕上げ。

平たいプリンにクリームとチェリーをデコレーション

では前回のものと比較してみましょう。

平たいプリンにクリームとチェリーをデコレーション

前回

平たいプリンにクリームとチェリーをデコレーション

今回

クローンかってくらい似てますね。

実食タイム。

平たいプリンを実食

この濃厚な味……間違いなく同じものでしょう!

貴方だったのですね
平たいプリンの正体は……!

\ ベルリーベ 昔ながらの昭和プリン /

ベルリーベ 昔ながらの昭和プリンの詳細

平たいプリンの正体は、UCCが提供している業務用スイーツ『ベルリーベ 昔ながらの昭和プリン』でした!

ちなみになぜ平たい形なのかというと、天面が広いとデコレーションしやすいからだそうです。

また冷凍保存ができるため、ロスを防げるのは大きなメリットですね。「うちもプリンやってみたいけど、仕込みの時間が無いなぁ……」とお悩みの喫茶店オーナーはぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?

『ベルリーベ 昔ながらの昭和プリン』は公式通販サイトフーヅフリッジから購入できます。(UCCの回し者じゃないよ)

【結論】
巷でよく見る『平たいプリン』の正体は

【ベルリーベ 昔ながらの昭和プリン】

これにて一件落着です! なお既製品にあまり良いイメージを持たない方もいるかも知れませんが、私はカフェや喫茶店のプリンが全て自家製であるべきとは思っていません。例え既製品であろうとデコレーションの工夫で立派なひと品たりえます。

むしろ安定した価格と品質の固めプリンが全国各地で食べられるようになった功績は大きいでしょう。言うなれば平たいプリンは、固めプリンブームの影の功労者なのです──(終 N◯K)

平たいプリンのアップ

P.S.平たい形のプリンが全部これってワケじゃないので、そこんとこヨロシクゥ!

昔ながらの昭和プリン/喫茶店のレトロプリンの比較表

商品名 昔ながらの昭和プリン 喫茶店のレトロプリン
価格 1,728円(8個セット)
(1個あたり216円)
184円
内容量 125g 95g
原材料 牛乳、乳等を主要原料とする食品、卵黄、全卵、グラニュー糖、カラメル、脱脂練乳、ゼラチン、洋酒/トレハロース、乳化剤、香料、pH調整剤、増粘多糖類、(一部に乳成分・卵・ゼラチン・大豆を含む) 加糖全卵(国内製造)、乳製品、砂糖、加糖卵黄
カロリー 336kcal
(100gあたり269kcal)
167kcal
(100gあたり176kcal)
保存期間 製造より365日 約10日
(独自調べ)
オンザディッシュ難度 ★★★
甘さ ★★★ ★★☆
固さ ★★★★☆ ★★★☆
たまご感 ★★★ ★★★★☆
カラメル 甘め さっぱり

昔ながらの昭和プリンの詳細

業務用食品・食材の仕入れ通販ならフーヅフリッジ(UCC運営)

ベルリーベ 昔ながらの昭和プリンのページ

甘さ   ★★★

固さ   ★★★★☆

大きさ  ★★★★

懐かしさ ★★★★★

濃厚さ  ★★★★★

お取り寄せ フーヅフリッジから購入できます

次の記事 次の記事