新潟・燕『喫茶ロンドン』憧れのプリンアラモードへ会いに行く
プリンレポート@新潟県燕市『ロンドン』
今回のプリンブログは、初の新潟遠征となります! 記念すべき新潟第一号のプリンをお見逃しなく🍮✨️
電車を乗り継ぎはるばるやってきたのは、JR弥彦線の燕駅!

乗り換えで立ち寄った隣の燕三条駅と比べると、めちゃ小さくてビックリ。マジで1/100くらいじゃないの?笑

目的のお店は南にまっすぐ歩いて5分ほどの交差点にあります。80年代のロボットアニメのようなロゴが目印です☝️✨

昭和42年創業、新潟・燕の名純喫茶

おお〜、とうとう憧れのロンドンが目の前に……!
創業は昭和42年(1967年)。遊技場だった場所を、現マスターのお父さんが改装して喫茶店を始めたのだそう。
立方体の看板に……

視界のあちこちに飛び込む「ロンドン」の文字……

いつから飾ってあるのかわからないほど色褪せたポスター……

食品サンプルのショーケースに至るまで、混じりっけのない「本物の昭和レトロ」が息づいています。

ショーケースにさっそくプリンを確認!

入口脇のショーケースにまたしてもプリンが!


否が応でもテンション上がっちゃいます♪
いざ、ロンドンへGO!

扉を開けると同時に聞こえてきたのは、テーブルゲームをバチバチと叩きながら「ほらっいけっ!」と盛り上がるお客さんの声。やば、ガチで昭和にタイムスリップしたかと思ったじゃん!笑
ゲームは1987年に発売された『ギャラガ88』。純喫茶のテーブルゲームはお飾りになりがちですが、今も現役とは素晴らしいですね!
お昼すぎで客入りは数組ほど。夏休みシーズンなのもあってか、地元のお客さんに混じって、若い観光客らしき姿もチラホラ。
そっと奥を覗くと、ちょうどキッチンの方から出てきた店員さんが温かく迎えてくれました。優しく丁寧な物腰から、ここは名店に違いないと確信。
席に着いて入口側を眺めると、重厚な石造りの壁にランプの光が陰影を刻み、まるで城の主のような気分に浸れます。

奥へ向いて座ると、緻密な文様の壁紙や絵画や奇妙な形のランプが一望でき、ガラッと趣きが変わるのが面白い。

パーツごとに素材や色合いが全く違うのに統一感があるのは、マスターのセンスによるものでしょうか。妖しげに光るピンク色のライトも不思議と馴染んでいます。この唯一無二の空間こそがロンドンの魅力なのでしょう。
ロンドンのメニュー
2025年8月のメニュー
ホットコーヒーは¥480、食事メニューは全て¥1,000以下とリーズナブル。お目当てのプリンアラモードも¥880と、都内ではまずお目にかかれない安さ。「特製」なだけに、ゴージャスなものを期待しちゃいますが、果たして……。
いつもならナポリタンを先にチェックするところですが、最近少食なのでさっさと主役にご登場いただきましょう!
名物プリンアラモードは、お値段以上にゴージャス

ボート型のグラスで登場✨

両側を固める2つのチェリーが真っ先に目に飛び込んできますが、アシンメトリーで眺める角度ごとに違った印象になるのがポイント。やはりプリンアラモードはお店の個性が出ますね♪

左からチェリー、バナナ、黄桃、キウイ、プリン、メロン、リンゴ(ウサギ)、メロン、チェリー(下はアイス)、ミカン、パイナップル。赤・緑・黄の3色がバランスよくレイアウトされています。インテリア同様、ただならぬセンスを感じますね。
プリンは埋もれ気味ですが、ギリギリ頭が見えています。

ランプの光を反射してツヤツヤと輝く姿は、フルーツに負けない存在感あり。
固さチェック。
(((🍮))) pic.twitter.com/0sISmlzr8D
— 好きなバンドとプリンをひたすら応援するアカ【🎸×🍮】 (@Im_on_saturday) August 9, 2025
ぷにぷにと柔らかめ♪
アイスティーと一緒にいただきま〜す!

さて、お味のほどは〜?
\ 癒したっぷり〜ん♪ /
つるんとなめらか、とろ〜り優しい舌ざわり。ほどよく甘めなカラメルといい、食べやすくてホッとする味です。

さてここで質問です。皆さんは、プリンアラモードを左右どちらから食べますか?
左か右、あるいは真ん中からという人もいるでしょう。これはいわばストーリー分岐みたいなもので、プリンアラモードは食べ方次第で、味の物語(印象)がガラッと変わるんです。
私は基本的に左から食べますが、今回は右側にアイスがあるので、溶ける前に右から始めるかもしれません。ただ、アイスがチョコがけなのがポイントで、先に甘さがガツンとくるのは避けたいところ。食感、味の違い、甘さ、酸味をどう組み立てていくかで、食べ手のセンスが問われます。プリンオタクならこれをリアルタイムで分析しながら食べているはず……私だけじゃないよね?
チェリーが2つあるのも重要ポイント。私はラストに食べて舌をリセットする派ですが、2つ先に食べるもよし、途中で1つ、最後に1つにするよし。ラストにダブルでいくもよし。楽しみの幅が広がります♪
「プリンアラモードは、筋書きのないドラマである」と改めて深く実感したのでした。やはりプリンアラモードは奥が深いですね。
ロンドンさん、ごちそうさまでした〜!
新潟初プリンをロンドンに捧げられて感無量でした♪ しかーし! 新潟プリン特集はこれで終わりじゃありません。もう1つ、取っておきのプリンをお届けしますので乞うご期待です🍮✨
ロンドンの詳細
甘さ ★★
固さ ★★
大きさ ★★☆
懐かしさ ★★★★★
アラモー度 ★★★★★
喫煙状況:🚬/🚭 未確認 ※最新の情報は店舗にて直接ご確認ください。