麹町『Pitan』フォアグラのプリン｜プリンの常識を打ち破るその味に迫る

とある日のこと。 いつものようにゴロゴロしながらインスタを眺めていると、ふと麹町のイイジカンさんの投稿が目に留まる。

それによると近くに出来た新しいお店に前代未聞の珍しいプリンがあるそうではないですか！居ても立ってもいられずリサーチに出発で〜す=͟͟͞͞( ๑`･ω･´)

場所は半蔵門駅から徒歩1分ほど。

駅前通りに立つ雑居ビルの7階にそのお店はあります。

エレベーターで上がった先にはあっと驚くほどオシャレな空間が待っていました。

コンクリート打ちっぱなしに木目調の家具がレイアウトされたエレガントな空間はまさに大人の隠れ家といった感じ。

ムーディな音楽に誘われて今日は私もお酒を頂きたい気分。

店員さんと相談してこちらをチョイス。

フランス産のフレッシュな味わいのオーガニックワイン。甘さの中にちょっと辛さも感じられ、色んな料理にフィットするとのこと。

ワインのお供はこちら。

食用花を散らした芸術的なひと皿。カーキ色のお皿と白身魚の色彩のコントラストといい、余白を活かした盛り付けといい、センス抜群ですね(*´∀｀*)

ポツポツと点在する紫色が気になるところですがそれは後のお楽しみ♪

今日の仕入れはスズキ。これをヴィネガーとお塩でさっぱりと頂きます。新鮮でぷりぷりな白身を噛み締めるとじわりと旨味が広がって美味しい〜(人´∀`*)

紫色のポツポツの正体はビーツのソース。スズキの淡白な味わいにアクセントを加えます。眼も舌も楽しめる芸を凝らしたひと皿ですね♪

次はお待ちかねのプリンタイム！

フォ、フォアグラのプリンとな〜！？

私もこれまで色んなプリンと出会ってきましたが、フォアグラは前代未聞！

ぱっと見は普通のプリンに見えるけど…全く味の予想がつきませんね…(；･`д･´)

プリンのお供には店員さんおすすめの甲州産キザンワインの赤 ￥800を追加！

いざプリン呑みスタートです！

おもむろにスプーンで掬おうとしたらプリン全体が持ち上がって思わず吹き出す(笑) このプリン、食べる前から只者じゃない…！

さてお味の方は〜？

プリンの歴史がいま、塗り替えられた…！

これは衝撃…今まで食べたどのプリンとも違う！

甘さと酸っぱさ、ほろ苦さが三位一体になった異次元の味わいが口の中を駆け巡ります。

文章だけだとどんな味か想像が付かないでしょうが、これがめちゃくちゃ美味しいんですよ！

強いて言うなら下北沢のMillevin-Fioriで食べたレバープリンが近いけれど、あちらは甘いソースを合わせてスイーツとしても味わえたのに対し、こちらは極めて大人向けに仕立てられています。

お酒がすすむプリンを下北沢に発見！『Millevin-Fiori（ミルヴァン フィオーリ）」 - 昔ながらの固めプリンをひたすら食べ続けるブログ

昔ながらの固めプリンを紹介するブログです。純喫茶、カフェ、テイクアウト、お取り寄せなど。

nostalgic-purin.blogspot.com

味のベースは確かにプリンなのだけれど、脂肪由来の濃厚な味わいはレバーペーストのようでもあり、ヴィネガーの酸味の作用でチーズのようにも感じられ…複雑な旨みが絡み合い、えも言われぬ美味しさを形づくります。

カラメルは甘さはほとんどなく酸っぱさが主張。このカラメルがプリンと驚くほど相性が良いんです。プリンに散らされたつぶつぶはなんとブラックペッパー！ ピリッと刺激を加え、このプリンをさらに特別なものにしています。

プリンを口いっぱいにほお張り、おもむろに赤ワインで流し込むと、あまりの美味しさに思わず天を仰ぐ…！ まさかこれほどお酒と合うプリンが登場するとは予想できませんでした！

2020年、プリン界に新たな革命の到来です！

ぜひ皆様もムード満点な空間で心ゆくまでプリン呑みに興じてみて下さいませ♪

イイジカンのほど近くなのでプリン呑みのハシゴも可能ですよ〜( ´∀｀)b✨

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え？このケーキは何だって？？

フフ、甘いものは別腹ってやつです( •̀ω•́ )✧

Pitan BISTRO and CAKES（instagram）

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