横浜『馬車道十番館』十番館プディングロワイヤルをレポート|赤レンガをイメージした世にも美しい固めプリン
プリンレポート@神奈川県横浜市『馬車道十番館』
今回はプリンを食べに横浜へやってきました!
横浜といえばペリー来航の後、1859年(安政6年)に開港し、文明開化の先駆けとして西洋文化をいち早く取り入れた歴史情緒あふれる港町。そんな横浜にピッタリのプリンをご紹介します!
お店の場所はJR関内駅北口から徒歩6分ほど。レンガを敷き詰めた馬車道を北に進み、西側にある六道の辻通りへ入ると大きなレンガ造りの建物が見えてきます。
文明開化の香り漂うレトロモダンなレストラン
横浜開港当時の建築様式を再現して作られた馬車道十番館。外国の商館に一番館・二番館〜と番号をつけたことに倣って馬車道十番館と名付けたのだそう。開館は1970年(昭和45年)と意外に新しいものの、明治時代を偲ばせる重厚な風格があります。
まずは店先をじっくり観察。
明治時代のものを復元したガス燈。
木造の電話ボックス
大砲は本物でしょうか?
美しい装飾を施したベンチ。
ガス燈のロゴマークは、ここが日本におけるガス事業の創始者、高島嘉右衛門家の旧跡であることが由来のようです。レトロ心をくすぐるアイテムがいっぱいでたまりません✨
1階が喫茶室、2階はバー、3階より上はレストランと宴会場になっています。
それでは1階の喫茶室へお邪魔してみましょう〜!
馬車道十番館の店内を探検
扉を開けると吹き抜けの高い天井とステンドグラスを施した美しいアーチ窓が眼に飛び込んできます。
あまりの絶景にぼうっと見惚れていると、クラシカルな衣装に身を包んだ給仕さんに「2階も素敵なのでぜひご覧ください」とお声がけ頂きました。ではお言葉に甘えて探検開始〜!
創設者が集めたというギヤマンのコレクション。
2階は『英国風酒場』。
ずらりとお酒の瓶が並ぶカウンター。
奥のスペースはまるで礼拝所のように厳かなムード。
手すりの方へ向かうと……
喫茶室が一望できます。なんてステキな眺め✨
さて探検はこれくらいにして席に戻りましょう〜
馬車道十番館のメニュー
今回はモーニングとプリンでいってみましょう!
馬車道十番館のモーニング
トースト・サラダ・たまごと一見シンプルだけど、これがなかなか凝ってるんです。
トーストのお供はジャム3種。うち1つはバターかいちごバターが選べます。
私のオススメは十番館特製いちごバター。厚切りのトーストにたっぷりのせてパクっ♪ うーんおいしい〜!
お次はたまごをスプーンにのせてひと息にパクっ♪ ふにふにしててほんのり温かい! このまま口の中で育てた〜い!笑
ステンドグラスが浮かぶコーヒーには……
コーヒークリームとホイップクリームが付いてきます。
生立てのホイップクリームを注いでみるとふわりと軽やかな口あたり。普通のクリームとはまた違った趣きが楽しめます。おかわり1杯OKなのも嬉しいポイント!
モーニングを楽しんだ後はいよいよプリンの出番!
赤レンガをモチーフにした馬車道十番館の名物プリン
四角プリン!
この形は建物の赤レンガをイメージしているそうですよ!
表面を覆うカスタードソースにステンドグラスが映り込み、この世のものとは思えない美しさ✨
色とりどりのフルーツやバニラとチョコのアイスが織りなす色彩美もステキです♪
固さはこんな感じ。
(((🍮))) pic.twitter.com/Z69qRNF6wy
— 好きなバンドとプリンをひたすら応援するアカ【🎸×🍮】 (@Im_on_saturday) June 21, 2022
スプーンを跳ね返すハリのあるお肌。これは名プリンの予感〜!
珈琲をおかわりして迎え撃ちましょう!
さてお味の方は〜?
\ もっちりエレガント! /
もっちりした食感に続けてたまごの濃厚なコクが飛び込んでくる!カスタードソースも加わってパワフルなたまご感が口いっぱいに広がります。くどさは全くなく、甘さ控えめで食べやすい仕立てです。
フルーツは1つ1つが小さめだけどベリー、いちご、ぶどう、メロン、パイナップルとなかなか種類豊富。アイスやフルーツと一緒に頂けばひと口ごとに違うおいしさが飛び込んできて楽しい!
珈琲との相性もよく、最後のひと欠片までおいしく頂けました◎
馬車道十番館さん、ごちそうさまでした〜!
満足気に帰ろうとした矢先、ふとレストランのメニューボードに目をやると……
\ バナナプリン /
やば、また食べに来なくっちゃ〜!笑
馬車道十番館の詳細
甘さ ★★
固さ ★★★★
大きさ ★★★★
美しさ ★★★★★
アラモー度 ★★★★★
禁煙