内海『ミヤ』知多半島の先っちょに昭和レトロな固めプリンを発見!
プリンレポート@愛知県知多郡『ミヤ』
東海道プリン旅はまだまだ続きます。カフェRosa薔薇館の次の目的地はこちら!
駿河湾に食い込むイタリアみたいな形のエリア。そう、愛知県の知多半島です!
名古屋を遠く離れたこの地にステキなプリン様がいるんですって!
そんなワケで、平針駅から名鉄に乗り継ぎ、電車に揺られること約2時間。 知多半島の先っちょにある内海駅へやって来ました!

ドキドキの初上陸──

内海駅南側

内海駅北側
いやー見事にも何にも無いですね……笑
北の方が広々としていますが、大きなヤシの木が仁王立ちしている他に目立ったものは無し。

内海には良質な海水浴場があるため夏場は賑わうのでしょうが、なんせ今は真冬。寒風吹きすさぶ海辺の町へ足を運ぶ人は失恋した人かプリン目当ての私くらいなもんです。
でも名古屋よりだいぶ南のせいか、ちょっとだけ暖かい気がしますね。

いざ駅から大きな道路をひたすら南下。ふ〜いい天気……

大きなガソリンスタンドを通過──

カラオケ喫茶を右折。

なかなか味のあるイラスト。

行く先に郵便局が見えます。

この辺が街の中心なのかな?
郵便局を過ぎ、しばらく進んでから左に折れると見えてくるこちらが本日の目的地。駅から徒歩12分ほどです。

知多半島の先っちょに佇むレトロな純喫茶

町の公共施設かと思うくらいの大きな建物。これがまるまる喫茶店とはビックリ!
手作りの看板には「砂時計の町内海」と書かれています。

内海は町おこしの一環として、日本の渚100選に選ばれている千鳥ヶ浜の美しい白砂をアピールすべく、精力的に砂時計の手作り体験教室を催しているそうな。
店先の食品サンプルショーケースにズームイン。


えらく色あせていますが、それがいい……。
その奥に入口があります。

扉を開けると「いらっしゃいませ〜♪」とにこやかにマダムが迎えてくれました。「こんにちは!」とご挨拶して中へ。
店内にも食品サンプルのショーケースが!

2段構えで純喫茶ラバーの心をキャッチしてきます。

こちらにはプリン様もいらっしゃいました✨
フロアの入口側に4人掛けのテーブル卓が6つ。右手へ回り込むと階段があり、2階は団体向けの予約席となっています。
階段の奥は少し低くなっていてVIP席っぽい雰囲気。ではここに決めましょう。

一番奥の席にスタンバイ。レモンイエローのチェアがアクセントになっていてステキです♪

マダムにお話を伺うと、去年50年目を迎えたばかりだそうです。確か創業昭和47年と仰っていたような……うろ覚えなので間違っていたらすみません。
ミヤのメニュー
※2023年12月の価格
ドリンク、デザート、サンドイッチ各種は定番どころが揃っていますが、食事メニューにはエビフライや味噌カツなど愛知らしいものもチラホラ。ナポリタンが無いのはちょっと意外。
プリンはノーマルプリンとプリンローヤル(アラモード)の2種。朝に食べたRosa薔薇館のプリアラがまだ消化できていないため、無難にノーマルでいっときましょう。
“す”の入り方すら愛おしいレトロプリン♡

ーーーッ!!!
(声にならない悲鳴)
ちょ、かわいすぎませんか〜〜!?!?
マスターの手作りという焼きプリンを銀色の脚付き皿の真ん中にドンと据え、そのかたわらにチェリーをちょこん。さらにクリームをふた絞り。

ボンボンによく似た飾り付けですが、イチゴや黄桃、パイナップルにマスカットまでのっていて、ちょっとしたプリアラみたい。これで480円とはたいへんご立派です♪
固さチェック。
(((🍮))) pic.twitter.com/wZK2ktKHRh
— 好きなバンドとプリンをひたすら応援するアカ【🎸×🍮】 (@Im_on_saturday) December 9, 2023
小粒ながらもパワフルボディ♪
お供はレモンエード。チェリーがかぶったけどまあヨシッ!

さてお味の方は〜?
\ レトロみたっぷり〜ん! /
つるん〜からのプリッ♪ 舌を心地よくなでる肌感、プリッと固めの弾力、ふわっと香るたまごの味わい……懐かしさが胸いっぱいに込み上げてきます。

クリームはもったり濃いめでプリンにコクをプレゼント。カラメルは苦みの無いさっぱり系。全体的にクセがなくて食べやすいからお子さんにもオススメ!
おまけのお茶菓子も嬉しいポイント♪

甘いものづくしになっちゃったけどまあヨシッ!笑
ミヤさん、ごちそうさまでした〜!
昭和レトロ好きはもちろん、ローカルなお店が好きな方はぜひミヤへおいでませ〜!

ミヤの詳細
甘さ ★★
固さ ★★★
大きさ ★★☆
懐かしさ ★★★★★
可愛さ ★★★★★
禁煙